◆仕事の創造◆
　まちづくりのフォーラムで、塩尻市職員の山田崇さんとご一緒させていただきました。「元ナンパ師」で検索するとトップにでてくると言われるとおり、公務員らしからぬ外見とトークには、私だけでなく、１３０名の参加者も聞き入っていました。
　「地域に飛び出す公務員アウォード２０１３」では大賞を受賞するなど、公務員業務を超えた活動をされています。
　「どうしてそのような仕事が、公務員でできるのか？」と、よく聞かれるそうです。山田さんいわく、「最初から公務員の業務としていたわけではなく、勤務時間外にしていたことが、いつの間にか業務としてさせてもらえるようになった」そうです。
　確かに、自分がやりたくても組織でさせてもらえないことは、業務時間外にやればいいのです。よく、組織や上司にやりたいことをやらせてもらえないと耳にしますが、やりたいことが仕事としてできるようになるのは、組織にメリットがあると分かってからです。
　山田さんのすごいところは、やっていることが組織にあてはまらないために、新たな部署までできるそうです。
　仕事は与えられるものではなく、自分で作るもの。ドラッカーの名言「顧客の創造」はよく聞きますが、「仕事の創造」ができる人が、世の中を変えていくんですね。◆スマートフォン依存症◆
　以前私が働いていた会社では、スマホを社内では絶対見てはいけないという決まりがありました。当たり前の事ですが、これは休憩時間も急用の時以外は扱ってはいけないというものです。もちろん、こっそり見ている社員もいましたが…。
　この決まりが出来たきっかけは、スマホが普及してから休憩時間でも社員同士隣にいるにも関わらず、会話をせずにスマホをいじってばかりで会話が減ってきていることに気付いた社長の案でした。
　全体朝礼の時にその決まりが発表された時は、「子供でもないのにそんな決まり必要ないだろう。」という反対意見も多くあり、私もそのうちの一人でした。
　ただ、今になってみると、確かにスマホの画面ばかり見て、社員同士が顔をしっかり見合って話している姿が減っていたなと思います。
　スマホは便利で暇つぶしにもなりますが、今ではスマートフォン依存症という言葉もあり、問題にもなっているので、私も気を付けていきたいと思いました。◆起業家に贈る２６０の言葉◆
　２５４・「無欲は怠慢の基である」
　渋沢栄一氏の訓言です。欲望をコントロールできる人が、成功できるのです。
　起業時から「社会のために頑張る」というような事ではなく、自分が「××が欲しい」という欲望が大切です。

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